年末年始の営業日のご案内

平素よりインターテック日本グループをご愛顧いただき、

誠にありがとうございます。

本年も、貴社の製品が最高の品質と安全をもって世界のお客様へお届けする
お手伝いをさせていただけたことを、大変嬉しく思います。

貴社の取り組みに寄り添えたことは、私たちIntertekにとって大きな誇りです。新しい年が、貴社にとってさらなる飛躍の一年となりますことを、

心よりお祈り申し上げます。
誠に勝手ながら、年末年始の営業日程を以下の通りとさせていただきます。

年内営業最終日:12月26日(金)
年始営業開始日:1月5日(月)


休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、営業開始日以降、順次対応させていただきます。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
どうぞ心温まるクリスマスと、穏やかな年末年始をお過ごしください。
来年も変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【新サービス開始】EMC試験 テストプラン作成支援サービスのご案内

― EMC規格の専門家が、有償で確実な試験準備をサポート ―

インターテックジャパンは、「EMC試験 テストプラン作成支援サービス」を新たに開始しました。

本サービスは、EMC規格に精通した専門家が、EMC試験に必要なテストプラン作成を有償で支援し、
試験準備から試験当日までをスムーズかつ確実に進めることを目的としています。

お問い合わせはこちら
見積依頼書ダウンロード

 

<サービス開始の背景>

EMC試験では、
お客様が事前に作成したテストプランに基づき、試験機関が試験を実施するのが一般的です。

一方で近年、EMC規格は複雑化・高度化が進み、
EMC経験の少ないお客様が単独で適切なテストプランを作成することが難しいという声が増えています。

こうした課題を解決するため、インターテックジャパンでは、
EMC試験および該当規格に精通したエキスパートによるテストプラン作成支援サービスを新たに提供開始しました。

 

<EMCテストプランとは>

EMCテストプランとは、
「どのEMC規格に基づき」「どの条件で」「何を評価するのか」を明確に定義した試験計画書です。

本プランは、

 ・ 試験の妥当性を担保

 ・ 試験機関との共通認識を形成

 ・ 試験当日のトラブルを未然に防止

するために不可欠な、EMC試験の基盤となるドキュメントです。

 

<テストプラン作成が難しい理由>

EMC試験規格は、
単に規格条文を読むだけでは理解が難しく、
製品仕様や使用環境を踏まえた専門的な解釈と判断が求められます。

 ・ 規格ごとの適用条件の違い

 ・ 試験構成・周波数帯・イミュニティレベルの選定

 ・ 動作モードや性能判定基準の定義

これらを誤ると、
再試験・追加費用・市場リスクにつながる可能性があります。

 

<テストプラン不備による主なリスク>

 ・ 試験当日に条件不足が判明し、試験が中断

 ・ 不完全な試験による再試験・追加コストの発生

 ・ 誤った試験内容での合格判断による市場トラブル

 ・ 試験機関との認識齟齬によるスケジュール遅延

テストプランの品質は、
プロジェクト全体の成功を左右する重要要素です。

 

<新サービス>

EMCテストプラン作成支援サービス(有償)

インターテックジャパンでは、
EMC試験および各種規格に精通したエキスパートが、
お客様の製品に最適なテストプラン作成を有償で支援します。

サービスの特長

 ・ 製品仕様・用途・上市市場を踏まえたカスタム対応

 ・ 試験機関との認識齟齬を防ぐ、明確で実務的なプラン構成

 ・ 再試験リスクを低減し、確実な試験準備を実現

開発の佳境で多忙な時期においても、テストプラン作成を専門家に任せることで、
お客様は本来注力すべき開発業務に集中していただけます。

 

<対応規格>

本サービスでは、主に以下のEMC規格に対応しています。

 ・ IEC 60601-1-2(医療機器のEMC)
 ・ IEC 61326-2-6(体外診断用医療機器)
 ・ IEC 61326-1(試験・測定・制御機器)
 ・ CISPR 35(マルチメディア機器のイミュニティ)

※その他規格についてはご相談ください

 

<テストプランに含まれる主な項目(例)>

 ・ 製品基本情報(製品名、型式、バージョン)

 ・ 適用EMC規格

 ・ EUT構成(本体、周辺機器、ソフトウェア)

 ・ ケーブル条件(種類、長さ、シールド有無)

 ・ 動作モード(代表・ワーストケース)

 ・ 試験項目一覧(エミッション/イミュニティ)

 ・ 試験セットアップ概要

 ・ 性能評価基準

 

<本サービス導入によるメリット>

 ・ EMC経験が浅くても安心
   専門家の知見により、判断ミスや準備漏れを防止。

 ・ 開発リソースの有効活用
   テストプラン作成の負担を軽減し、開発・品質向上に集中。

 ・ 試験当日のトラブル低減
   試験機関との認識共有が円滑になり、手戻りを防止。

 ・ 結果的なコスト削減
   再試験やリリース遅延を防ぐ、費用対効果の高い投資。

 

<料金・サービス提供フロー>

1. 製品仕様・適用規格のヒアリング

2. 個別見積のご提示

3. テストプラン作成支援・レビュー

※費用は内容・難易度により異なります。

 

<お問い合わせ・ご相談>

EMCテストプラン作成でお困りの際は、ぜひインターテックジャパンへご相談ください。

インターテックジャパン EMC試験および該当規格に精通したエキスパートが対応いたします。

専門スタッフによる事前アセスメント(無料)

試験準備段階での早期相談を推奨

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スマートファクトリーJapan 2025 出展報告:欧州/北米サイバー規制アップデートセミナー

当社インターテックジャパン株式会社は、2025年12月3日~5日に東京ビッグ

サイトで開催された 「スマートファクトリーJapan 2025」 に出展いたしました。会期中は、多くの来場者の皆様にお立ち寄りいただき、欧州および北米に

おける最新のサイバーセキュリティ規制・製品安全規制に関するご相談を多数

頂戴いたしました。

また、12月4日(木)には、出展社セミナー 『欧州/北米サイバー規制アップ

デート—機械規則・サイバーレジリエンス法・AI法・NFPA79の最新動向』 を実施し、展示会にお越しの皆様へ最新動向と実務ポイントを技術的観点からご

紹介いたしました。

■ セミナー概要・技術ハイライト

EUでは「機械指令」から 機械規則(MR) への移行が進んでおり、サイバーセキュリティ要件の義務化が迫っています。
また、サイバーレジリエンス法(CRA)EU AI法(AI Act) が2026年以降段階的に施行され、北米では NFPA79 にサイバー

セキュリティ要求が追加されるなど、国際規制は大きな転換期を迎えています。

本セミナーでは、これら主要規制に関する最新情報を整理し、以下の技術ポイントを中心に解説しました:

 ・ CRAに基づく製品リスク評価とセキュア設計プロセス

 ・ SBOM構築・維持運用のベストプラクティス

 ・ 脆弱性ハンドリング(VDP)・インシデント報告プロセス

 ・ prEN 40000シリーズ・IEC 62443-4-1/-4-2 等の整合規格案との対応関係

 ・ EU AI法ハイリスクAIシステムの要件(データガバナンス、モデル堅牢性、ログ保持義務)

 ・ 機械規則(MR)におけるソフトウェア更新・設定管理の技術的要件

 ・ 北米 NFPA79のサイバーセキュリティ新要求

■ 発表者・コメント

Wayne Stewart

Global Cybersecurity Specialist
(サイバーセキュリティ分野のエキスパート)

「CRAおよびAI法は、製品単体だけでなく、クラウド基盤やバックエンド処理システムを含めたエコシステム全体のセキュリティを求めています。国際規制対応には、早期のプロセス構築が極めて重要です。」

水田 善貴

当社 欧州法規制・産業機器の適合支援を担当

「展示会では、SBOM管理やサイバーリスク評価など具体的な技術課題について、多くのご相談をいただきました。今後も最新規制に基づく実務的な支援を通じて、皆様のグローバル展開をサポートしてまいります。」

■ まとめ

機械規則、CRA、AI法、NFPA79をはじめとした国際規制は、今後の産業機器に “安全とサイバーセキュリティの統合設計” を求める大きな変革となります。
当社は、国際規格に基づく評価・試験、適合文書の整備支援、アドバイザリーサービスなどを通じて、企業の皆様のグローバル市場

アクセスを総合的にサポートしてまいります。

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【無料ウェビナー】機械規則 大改訂の核心を解説!Part 3:経済事業者と製造業者が今すぐ押さえるべきポイント

機械規則の大幅な改訂により、経済事業者および製造業者には、これまで以上に正確な理解と迅速な対応が求められています。
本ウェビナーでは、Part 3として経済事業者に関連する主要な変更点、改訂の背景、そして製造業者に与える実務的な影響を、最新情報に基づいてわかりやすく解説します。

本動画では、以下の流れで押さえるべき重要ポイントをご紹介します:

・経済事業者に関連する主要な変更点の整理

・変更が行われた背景と欧州規制動向

・製造業者に求められる新たな対応事項とリスク

・実務で注意すべきポイントと、今後の適用に向けた準備のヒント
さらに、機械規則全体の改訂が産業界へ与える影響や、今後の運用・適用スケジュールの見通しについても解説します。

 

●動画再生時間:21分15秒

●情報の有効時点:本コンテンツは2025年11月時点の情報に基づいて作成されています。

今すぐ視聴・お申し込みはこちらから

機械規則ウェビナーシリーズ Part 3

●概要:機械規則ウェビナーシリーズのPart3では、経済事業者に関連する変更点、変更の経緯、そして製造業者である皆様に与える影響についてご説明します。 機械規則における変更は広範かつ多岐にわたります。

今後の適用においては、多くの変更された要件について正確に理解し、適切な対応を迅速に取ることが必要です。

本ウェビナーをぜひお役立てください。

● 動画再生時間:21分15秒

●情報の有効時点:本コンテンツは2025年11月時点の情報に基づいて作成されています。

 

●機械規則ウェビナーシリーズご案内:

  ①機械規則ウェビナーシリーズ Part 1
      ②機械規則ウェビナーシリーズ Part 2