EMC(Electro Magnetic Compatibility)とは電磁両立性と訳され、電気・電子機器が発する電磁波(電磁ノイズ)が周辺の機器に影響を与えず、自らも周辺からの電磁波(ノイズ)の影響を受けずに動作する耐性のことです。この性質を確認するのがEMC試験で、製品の出荷・販売にはEMC試験が必要です。
日本をはじめアジア・北南米・欧州などでは、PCや家庭用ゲーム機、デジタル家電だけでなく、電気・電子回路を持つ製品は適合確認試験が要求されます。
CE(欧州)、FCC(米国)、ACMA(豪州)、VCCI(日本)、BSMI(台湾)、電気用品安全法(日本)、ISED(カナダ)、薬機法(日本)、IEC(国際)、CISPR(国際)、SABS(南アフリカ)、MIL、RTCA、SAE、KSA PCP、VCAほか
南アフリカ共和国標準局(SABS:South African Bureau of Standards)では、2017年6月1日より新認証制度が導入され、SABS指定試験所での試験が要求されます。
弊社松田試験所が南アフリカSABS指定試験所になりましたので、今後は、弊社にてSABS認証のための試験データの取得および試験レポートの発行が可能です。
対応製品:ISM機器 / 家庭用電気機器, 工具 / 照明機器 / 計測, 制御, 研究所用機器 / 医療機器
豊富な対策ノウハウにより、ノイズ対策を強力にサポートいたします。エミッションおよびイミュニティ対策ともに対応可能です。お客様と一緒に対策する立会試験での対策サポートはもちろん、非立会のおまかせ試験での対策サポートもいたします。
オフィスからの漏洩電波調査(盗聴電波、無線LAN)、電磁波による機器誤動作等の障害対策および予防措置、工場・研究所・病院等の施設内外における電磁環境測定、ラジオや無線等の受信障害原因調査等、身の回りの電磁環境を出張調査いたします。
弊社エンジニアが認定校正された試験機を持ち込み、工場・研究所・クリーンルーム等、ご指定の場所に出向いてEMC試験を行います。
お客様のご要望にあった日程での試験、また、工場が稼働しない土日や深夜での試験も対応可能です。
弊社ではお客様の車載電子機器のバリアフリーな市場アクセスをお手伝いいたします
試験設備
防衛機器のEMC試験サービスとして、米国規格MIL-STD 461試験・防衛省規格NDS C 0011・宇宙 SSP 規格の対応が可能です。
対応試験規格
MIL-STD 461 A / B / C : CE01, CE02, CE03, CE04, CE07, CS01, CS02, CS06, RE01, RE02, RS01, RS02, RS03
MIL-STD 461 D / E / F : CE101, CE102, CS101, CS114, CS115, CS116, RE101, RE102, RS101, RS103
※適用範囲につきましては、お問合せください
EMI試験サイトの妥当性評価測定を、ISO/IEC 17025認定でご提供いたします。
お客様のご要望にあった日程での測定、また、設備が稼働しない休日の対応も可能です。
最新の測定器で短時間にEMF規格試験をいたします。他のEN試験と合わせて実施も可能です。
DEMITASNX®を全試験所に導入しました。設計段階からのEMI解析が可能です。
DEMITASNX®は、日本電気株式会社が開発したEMI抑制設計支援ツールです。
また、長野試験所へ導入した近傍磁界測定スキャナにより、プリント基板等からのノイズ可視化が可能です。
詳しいご紹介はこちら
ENERGY STARRプログラムの目的は、消費者にエネルギー効率のよい製品の使用を奨励し、製品選択の利点を与えることです。 松田試験所は、米国環境保護庁(EPA)のENERGY STARRプログラム認定試験所として登録されております。
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