2026/04/01
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【BIS最新情報】インド安全規格 IS/IEC 62368 1:2023 への移行ガイドライン発行について
インド標準局(BIS)は 2026 年 3 月 9 日付で、電子機器および ICT 機器に適用される 新しい安全規格 IS/IEC 62368‑1:2023 の導入と移行に関するガイドラインを公表しました。
インド市場向け製品を扱うメーカーにとって、今回の規制更新は CRS(Compulsory Registration Scheme)対応の大きな節目となります。
本お知らせでは、メーカーが把握すべき 規格置き換え内容・移行期限・対象製品・必要対応 をわかりやすく整理しています。
IS/IEC 62368‑1:2023 が置き換える現行規格
今回導入される新安全規格 IS/IEC 62368‑1:2023 は、以下の2規格に代わるものとして位置付けられています:
・ IS 13252 (Part 1):2010(IT 機器の安全要求事項)
・ IS 616:2017(音響・映像機器の安全要求事項)
新規格は IT 機器と AV 機器を統合したハザードベースの安全規格のため、製品設計時点からの安全性確保が強く求められるようになります。
移行スケジュール:2028年11月1日が重要ポイント
● 並行運用期間(~2028年11月1日)
現行規格と新規格は 2028年11月1日まで併用可能 です。
● 2028年11月1日以降は新規格の適合が必須
2028年11月1日をもって、
・ IS 13252 (Part 1):2010
・ IS 616:2017
は正式に 廃止(withdrawn) され、IS/IEC 62368‑1:2023 の適合が完全に必須になります。
対象となる主要製品カテゴリ
ガイドラインでは、38カテゴリーの対象製品が規定されています。
代表例として以下が含まれます:
・ ノートPC / タブレット
・ モニター / ディスプレイ(VDU)
・ スマートフォン
・ Plasma / LCD / LED テレビ
・ プリンタ / MFD / スキャナ
・ POS端末 / キャッシュレジスター
・ 外付け HDD / 外付け SSD
・ パワーバンク
・ スマートウォッチ
・ Bluetooth スピーカー / スマートスピーカー
・ CCTV カメラ(IP セキュリティ要件を含む)
製品カテゴリの範囲が広いため、該当可能性のある企業は早めの確認が推奨されます。
既存BISライセンス保有メーカーが取るべき対応
既に BIS ライセンスをお持ちの場合、次の対応が必須となります:
1)IS/IEC 62368‑1:2023 に基づく試験レポートの取得
旧規格でのレポートでは移行できないため、新規格での完全試験が必要です。
2)シリーズモデル適用のための「適合実施宣誓(undertaking)」提出
シリーズ品番を含む場合、全モデルで新規格要求事項の実装を宣誓します。
3)追加規格との整合性確認(該当機器のみ)
特定カテゴリーでは以下の規格への影響も確認する必要があります:
・ テレビ:IS 18112:2025
・ モバイルフォン:IS 16333(Part 3)
・ IP ベース CCTV:Security Essential Requirements
4)期限までに移行しない場合
・ ライセンスの取消
・ 対象モデルの削除
などの措置が取られる可能性があります。
新規申請(New Applicant)の取り扱い
以下の方針が定められています:
● 旧規格で既に試験中・レポート発行済み
→ 旧規格での申請継続が可能
● 今後の新規申請
→ 旧規格または新規格のどちらでも申請可能(2028年11月1日まで)
● 2028年11月1日以降
→ 旧規格での申請は 不可
● インターテックジャパンは規格移行をトータルサポート
インターテックでは、以下のサービスをワンストップで提供しております:
・ IS/IEC 62368‑1 試験・評価
・ BIS(CRS)規格移行コンサルティング
・ 既存ライセンスの移行支援
・ 新規BIS登録の申請サポート
・ スキーム1についても申請からライセンス取得までの業務対応が可能(過去に実績多数あり)
・ BIS工場監査(スキーム1)の業務サポート(工場監査通訳および同行サポートサービスのみでの対応可能)
・ 無線認証(WPCライセンス等)についても取り扱いしております
インド市場向け製品の継続販売には、早期の移行計画が不可欠です。
ぜひお気軽にご相談ください。
















